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EVENT
"Gallery&Spaceこふれ"にて個展開催します。
2日間と短いですが、ご都合よければ是非お越しください。
ここ
縁結びの置物、むすび猫です。
むすび猫は、様々なご縁を結ぶ猫として誕生しました。
特徴は、風呂敷をしょっていること。中には希望がたくさん入っています。
この風呂敷には、古来からの伝統紋様である”吉祥紋”が描かれています。
なかでも「良いご縁を招き寄せる」という良縁成就の紋様が、それぞれの猫の風呂敷を彩っています。
人と人だけでなく、人と動物、人と場所、人と物・・・
様々な良縁を”むすぶ”存在として、むすび猫は今日もてくてく希望を運びます。
→minneにて販売中
むすび猫たちは、兵庫県西宮市名塩で代々作られている名塩和紙を使って製作しています。この和紙は、名塩という土地の水、泥土、雁皮(和紙の原料となる植物です)がなければ生産することができない、希少価値の高い特別な和紙です。
耐久性にも優れており、墨で文字や絵を描くと線が紙の上にはっきり浮き出るように載るのが特徴です。
名塩和紙について
むすび猫きゅーぶ Q&A
Q「むすび猫」が四角い置物になった理由は?
兵庫県西宮市の名塩で生産されている、そこでしか入手できない「名塩和紙」を利用しているためです。
「名塩和紙」には雁皮だけでなく、その土地で採掘される「土」が混じっており、全国でも類を見ない希少価値の高い和紙です。
頑丈で耐久性に優れ、防炎、防虫効果もあり、数百年はもつと言われています。
この和紙を、壁にかけて「見る」だけのものではなく、触って近くで眺められるものにしたい、と思ったのがきっかけです。
猫の形に彫刻した木の表面に貼ることを考えましたが、和紙を細かく折るか、パーツごとに切るか・・・どちらも和紙が傷んでしまう恐れがありました。何より細かく刻むことで和紙の価値を下げたくない、という思いがありました。
そこで、折る回数を少なくし、なるべく”面を大きく見せる”ことで、
名塩和紙そのものの滑らかな手触りや風合いを楽しめるようにしよう、ということになりました。
こうして「誰でも手に取って、愛でたくなる」をコンセプトに、「むすび猫きゅーぶ」は誕生しました。
Q「むすび猫」はどうやって作られているの?
土台となる木は国産檜です。
四角い木の大きさ、形は数ミリ単位でかすかに違うため、一点一点、それに合わせた型紙を作るところから始まります。
さらに、灰汁止めのために頑丈な和紙を貼り、乾くまで待ちます。
「むすび猫」はその間に、名塩和紙に描かれます。
この時も、色を塗る工程と、墨で線を描く工程を分けているので、
一つの「むすび猫」を制作するのに数日かかります。
※糊はすべて、ノンホルムアルデヒトの、環境に配慮したでんぷん糊を使用しています。
一点一点、すべて作家が心を込めて制作しています。
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